浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団より ~ご挨拶~

私たちは中部電力を被告とする浜岡原発の運転終了・原子炉の廃止等を求める裁判の弁護団です。静岡県弁護士会に所属する弁護士有志119名、愛知県弁護士会に所属する弁護士有志126名、他の弁護士会に所属する弁護士32名の合計277名(2012年12月11日現在)で構成されています。
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【2024年11月7日】口頭弁論期日が開催されました

2025 年 9 月 7 日 日曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2024年11月7日】口頭弁論期日が開催されました

<口頭弁論期日>

2024年11月7日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、口頭弁論期日が開催されました。

私たち原告は、「訴えの一部取下げ書」を提出し、請求の趣旨を整理しました。

◎補足の口頭◎
福島原発事故後の社会情勢を踏まえ、審理の促進のために、主要な争点に絞ったものである。


◎被告「準備書面(44)」の口頭説明◎

前回の裁判所からの新規制基準についての回答である。
事故防止対策、安全確保対策のために自然的立地条件から詳細な調査を行い、対策を強化している。
原告の言う具体的危険性はない。


また、被告から、以下の現状報告がなされました。

◎安全性対策工事の進行状況◎

4号機について、ウェブサイトで公開している。

◎原子力規制委員会の適合性の審査状況◎

審査会合がこの間に2回行われ、9月は基準地震動について行われた。
10月は、基準津波の策定について、概ね妥当と評価された。

被告としては、基準津波が確定したので、今後訴訟で主張する予定とのことです。

裁判所からは、原告に対し、被告の新規制基準の認識が明らかになったので、原告の認識と一致してるかどうかについて次回までに主張してほしいとのことでした。

また、裁判所からは、被告に対し、新規制基準の概要が明らかになったが、原子炉設置規則第9条を見ると、工事の計画の認可には工事の工程表が必要などと見えるので、補足の説明をとのことでした。



<記者会見>




記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。

2024年11月7日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。



<次回の裁判期日>

次回の裁判は、令和7年1月28日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の期日の予定>
次 回:令和7年3月18日(火) 午前10時30分
次々回:令和7年5月15日(木) 午前10時30分



今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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