【2024年7月30日】口頭弁論期日が開催されました
<口頭弁論期日>
2024年7月30日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、口頭弁論期日が開催されました。
私たち原告は、「準備書面56」、「準備書面57」、を提出しました。
以下のとおり、口頭説明を行いました。
◎原告「準備書面56」の口頭説明◎
被告「準備書面(41)」への反論である。
被告は、切り切られや上載地層法を言うが、本件地層では不適切である。
本件敷地には、縦横無尽に断層がある。
◎原告「準備書面57」の口頭説明◎
本件について切り着られ関係を適用することの不都合性。
断層の系統分けについては、正・逆・横ずれ断層の区別、断層面の走向・傾斜などが重視さる。
被告は、H断層系(南傾斜のEW系正断層)が活動時期の最も新しい断層として、敷地内断層の活動性評価の代表とするが、極めて恣意的な地学等の用い方である。
◎被告は、「準備書面(43)」を提出し、新規制基準に対しての必要に応じた耐震性工事について口頭説明を行いました。
また、被告から、以下の現状報告がなされました。
◎原子力規制委員会の適合性の審査状況◎
4号機については、7月に静岡県と御前崎市の検査を受けた。
期日間に3回審査会合があった。いずれも津波に関するものだった。
今後は基準津波の策定について会合が持たれる。
また、裁判所から、当事者それぞれにお尋ねがありました。
原告に対しては、請求の趣旨についてのもので、原告としては、現在進めており、次の期日までにはと伝えました。
被告に対しては、原子力規制庁の指針についての書証についてのもので、被告は提出するとのことでした。
また、裁判所は、被告に対し、被告の言う「新規制基準」がそもそも何を言うのか、明確にしてほしいとのことでした。被告は、新規制基準について、何かはなかなか定義が難しいと言いました。裁判所は、法規範性の関係で曖昧では進めづらいため、被告の認識を明らかにしてほしいとのことでした。
<記者会見>
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。
<次回の裁判期日>
次回の裁判は、令和6年11月7日(木) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。
<今後の期日の予定>
次 回:令和6年11月7日(木) 午前10時30分
次々回:令和7年1月28日(火) 午前10時30分
今後とも応援をよろしくお願いいたします。
————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■
傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。