浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団より ~ご挨拶~

私たちは中部電力を被告とする浜岡原発の運転終了・原子炉の廃止等を求める裁判の弁護団です。静岡県弁護士会に所属する弁護士有志119名、愛知県弁護士会に所属する弁護士有志126名、他の弁護士会に所属する弁護士32名の合計277名(2012年12月11日現在)で構成されています。
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【2025年3月18日】口頭弁論期日が開催されました

2025 年 9 月 7 日 日曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2025年3月18日】口頭弁論期日が開催されました

<口頭弁論期日>

2025年3月18日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、口頭弁論期日が開催されました。

被告は、「準備書面(47)」及び「準備書面(48)」を提出しました。
地震調査委員会の南海トラフの地震活動の長期評価についての書面とのことです。

また、被告から、以下の現状報告がなされました。


◎原子力規制委員会の適合性の審査状況◎

耐震班の審査については特にせず。
プラント班2回実施。
内部火災に関して、被告会社から説明した。


裁判所から、被告に対して、「準備書面(48)」の5ページに「4号機、3号機に係るすべての審査項目が概ね審査済みとなった後、4号機、3号機の各原子炉設置変更許可申請をいずれも取下げ、3号機、4号機の新規制基準適合性に係る原子炉設置変更許可が一括してなされるよう、原子力規制委員会に対し、一の原子炉設置変更許可申請を行うこととしている」の取り下げの経緯がわからないところあるとの質問がありました。


被告は、希望としては、4・3号機は同一型式で共通事項多いので、時期的にも大きく遅れることなく連合して進めていきたい。一個の申請に対して一個の許可をもらいたい。申請行為2つあるが、形式的に整理したいとのことでした。

また、被告は、裁判所から、次回進行について聞かれ、審査について補充し、基準地震動、耐震設計方針について準備書面提出できるように準備するとのことでした。



<記者会見>




記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。

2025年3月18日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。



<次回の裁判期日>

次回の裁判は、令和7年5月15日(木) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の期日の予定>
・令和7年7月17日(木)  午前10時30分
・令和7年9月11日(木)  午前10時30分
・令和7年11月20日(木) 午前10時30分


今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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