浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団より ~ご挨拶~

私たちは中部電力を被告とする浜岡原発の運転終了・原子炉の廃止等を求める裁判の弁護団です。静岡県弁護士会に所属する弁護士有志119名、愛知県弁護士会に所属する弁護士有志126名、他の弁護士会に所属する弁護士32名の合計277名(2012年12月11日現在)で構成されています。
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【2025年11月20日】口頭弁論期日が開催されました

2026 年 1 月 22 日 木曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2025年11月20日】口頭弁論期日が開催されました

<口頭弁論期日>

2025年11月20日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、口頭弁論期日が開催されました。


私たち原告は、「準備書面59」「準備書面60」を提出しました。

「準備書面60」では、前回裁判所が示したような、他の原発の状況等を鑑みて、司法判断をするか否かについて、私たちは、それは三権分立の在り方からして違う。訴訟自体が起きて10年以上たつの段階で突如この話出されこの裁判をするかどうかというのは司法権の在り方としてどうか、と述べました。

被告は、私たちの「準備書面59」の求釈明に対する「原告準備書面59における「求釈明」に対する回答」を提出しました。

被告の話は以下でした。

取水塔は粘り強く、23.6メートルと幅広い。
岩盤内に3分の1が埋まっていてずれ等生じにくい。
万が一損壊し海水冷却機能喪失を仮定しても、各般の対策によって炉心損傷防止でき、使用済み燃料の損傷防止が可能。



これに対して、私たちは、以下を述べました。
求釈明の回答は驚くべき内容。
浜岡建設当時より津波の予測が高くなっており、当時の基準であれば耐えられないのは明らか。東日本大震災でも、前年に作られた防波堤が簡単に破壊された。50年前の設計で粘り強いとしても現在ではどうか。
また、被告の書面のp2の後半では「解析によっても・・・審査を受けることとしている。」とし、審査委員会には具体的なことを主張して説明している。
ところが裁判については出すものを出していない。司法軽視の姿勢が再び現れたと思っている。

また、被告から、以下の現状報告がなされました。


◎安全性対策工事の進行状況◎

10月10日内部井水防護対策腹水タンク腹水サージタンクに浸水ダンパ設置

◎原子力規制委員会の適合性の審査状況◎

耐震班審査1回、プラント班審査3回実施。
耐震班では火山影響審査資料記載充実化指示され継続。
敷地内地質構造審査は規制庁審査に向けた資料案の準備している。
プラント班では耐震設計方針、対津波設計方針、緊急時対策につき説明。




裁判官から、被告に対し、訴えの利益に関する意見を書面で出してほしいことが伝えられました。

<記者会見>




記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。

2025年11月20日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。



<次回の裁判期日>

次回の裁判は、令和7年11月20日(木) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の期日の予定>
・令和8年3月19日(木)  午前10時30分
・令和8年5月21日(木)  午前10時30分
これ以降は未定です。


今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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