浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団より ~ご挨拶~

私たちは中部電力を被告とする浜岡原発の運転終了・原子炉の廃止等を求める裁判の弁護団です。静岡県弁護士会に所属する弁護士有志119名、愛知県弁護士会に所属する弁護士有志126名、他の弁護士会に所属する弁護士32名の合計277名(2012年12月11日現在)で構成されています。
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【2022年9月8日】弁論準備手続期日が開催されました

2022 年 9 月 8 日 木曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2022年9月8日】弁論準備手続期日が開催されました

<弁論準備手続期日>

2022年9月8日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、弁論準備手続期日(公開の法廷ではなく口頭弁論期日の準備のために行われるもの)が開催されました。
この日は、本訴の口頭弁論はありませんでした。

被告は、「被告準備書面(39)」を提出し、以下のとおり、口頭説明を行いました。

◎被告準備書面39の口頭説明◎

原告の平成29年6月23日付(もう5年以上前です!)「準備書面32」に対する反論である。
敷地内には将来活動する可能性のある断層等はない。それは、断層の切り切られの関係から、断層どうしの活動の新旧がわかるからである。
切られた断層が先、切った断層が後に活動したものである。
敷地内の断層はいずれも、後期更新世(約12~13万年前)以降に活動しておらず、将来活動する可能性のある断層等に該当しない。


この説明に対し、私たち原告は、次のように指摘しました。

5年間かけての反論が、論文等も含めこれくらいしかないということなのか。あまりにも粗い。
もし他の主張があれば、先に出してくれればまとめて反論できる。また5年間かけて被告が主張すると、我々の寿命が尽きかねない。
被告は、新しい調査と言って引き伸ばしてきたが、特に調査してない模様である。

被告は、今のところはこれ以上の反論は、とのことでした。

原告は、裁判官に、被告は文献及び地質学的調査も含めて今のところこれ以上の反論はない旨を、調書に取ってもらいました。

また、裁判所からも、被告に対して、切り切られの関係、地下深部の断層、A17断層と被告の言うA17グループとの関係、H断層系の活動時期などについて、主張を明確にするようになどの発問がされました。



また、被告は、口頭で以下の報告をしました。

◎安全性対策工事の進行状況◎

水の関係について、静岡県と御前崎市の点検を受けた。
被告のホームページで公開している。

◎原子力規制委員会の審査状況◎

8月には原子力規制委員会が、断層等についての現状確認の目的で、浜岡原発を視察した。
9月は、臨時の会が開かれ、審査の効率化について、被告会社との意見交換が行われた。委員会では、敷地内断層が一つのポイントと示されている。


また、裁判所から、原告に対し、訴状の「請求の趣旨」について、作為請求(何かをしてほしい)か、差止請求(何かを止めたい)か、複数の請求がある場合は順番などを検討してほしいと伝えられました。
原告としても、議論を進めていることを伝えました。

<記者会見>
これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。


記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。

2022年9月8日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

いずれも本訴の口頭弁論を行い、その後に弁論準備手続です。

次回の裁判は、令和4年11月1日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次回:令和4年1月24日(火)  午前10時30分
次々回期日:令和5年4月27日(木) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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