浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団より ~ご挨拶~

私たちは中部電力を被告とする浜岡原発の運転終了・原子炉の廃止等を求める裁判の弁護団です。静岡県弁護士会に所属する弁護士有志119名、愛知県弁護士会に所属する弁護士有志126名、他の弁護士会に所属する弁護士32名の合計277名(2012年12月11日現在)で構成されています。
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【2022年1月20日】第48回口頭弁論期日が開催されました

2022 年 4 月 18 日 月曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2022年1月20日】第48回口頭弁論期日が開催されました

<本訴の第48回口頭弁論期日>

2022年1月20日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第48回口頭弁論期日が開かれました。



私たち原告は、「準備書面49」と、「証拠説明書32」及び証拠類を提出しました。

以下のとおり、口頭説明を行いました。

◎原告準備書面49の口頭説明◎

静岡県の被害想定を踏まえた主張である。3・4号機についての基準地震動であるが、被告は最大加速度1200ガルとするが、県の想定踏まえると不十分である。
県の想定はもっと具体的であり、4ページ引用の地表の最大加速度の分布で、一番色の濃い色のところが1500ガル以上である。浜岡原発あたりも一番濃い色となっている。地表と基盤面の加速度の違いであるが、300ガルまでは地表の方が大きく、300~400ガルで同程度、それ以上は逆転する。したがって、1000ガル以上を想定しているなら、基盤面の方が地表面より大きい。


さらに、被告提出の「文書提出命令について」において、地盤面の写真につき著作権を理由に開示すること認めないとしています。
これに対して、我々は猛抗議しました。すなわち、安全性に関する資料はフルオープンにするのが普通であること、基板面の写真についてどう思想文芸芸術にあたるのか、安全ならなぜ正々堂々と開示しないのか、などです。

また、被告は、口頭で以下の報告をしました。

◎安全性対策工事の進行状況◎

安全性対策工事について、新たに水位計を設置した。
主蒸気逃し安全弁について点検確認した。結果はホームページで公開している。



◎原子力規制委員会の審査状況◎

4号機の審査状況について、プレート間地震による津波評価については、より厳しいやり方で評価する。


ここで、我々は、切り切られの件については、被告からの主張は4年出てないこと、しかしこの件については被告は原子力規制委員会からの質問にはすぐ答えていること、司法を軽視しているのではないかと指摘しました。我々は、被告はいつまでに主張を出すのか、裁判所に対してもきちんと指揮してほしいことを伝えました。


<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

我々は、上記期日で述べた、被告が主張を4年以上(具体的には4年半)出していないことに対し、裁判所がきちんと指揮してほしいことを伝えました。我々は、裁判所に対しても、被告に対して期限を切ってほしいことをここ1年言ってきています。裁判所の訴訟指揮もおかしいのではないか、進行協議という閉ざされたところでやっているからおかしくなるのではないか、弁論でフルオープンでやりましょうと伝えました。
しかし、裁判所も、これには明確には答えず、期限は切らないので双方協力してといった旨でした。


<記者会見>
これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。


記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。

2022年1月20日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ご質問もいただき、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

次回の裁判は、令和4年4月19日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:令和4年7月19日(火) 午前10時30分
その次の期日:令和4年11月1日(火) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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