浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団より ~ご挨拶~

私たちは中部電力を被告とする浜岡原発の運転終了・原子炉の廃止等を求める裁判の弁護団です。静岡県弁護士会に所属する弁護士有志119名、愛知県弁護士会に所属する弁護士有志126名、他の弁護士会に所属する弁護士32名の合計277名(2012年12月11日現在)で構成されています。
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【2015年9月15日】第21回口頭弁論期日・第15回仮処分進行協議期日が開催されました

2015 年 9 月 15 日 火曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2015年9月15日】第21回口頭弁論期日・第15回仮処分進行協議期日が開催されました

<本訴の第21回口頭弁論期日>

2015年9月15日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第21回口頭弁論期日が開かれました。

私たち原告は、原告準備書面29を提出しました。
書面の内容としては、前回法廷で説明したパワーポイントのものをまとめたものとなります。
法廷にて、口頭で、以下のように、書面の趣旨説明を行いました。

浜岡原発は、造られるべきでない場所に造られてしまった。
小手先の知恵では解決できない。
大局的見地から廃炉にすべきである。
日本を壊滅させてしまう浜岡原発は、司法が英断を持って止めるべきものである。

また、私たちは、証拠の関係では、映画「日本と原発」について、以下のように、短縮版を法廷で上映してほしい旨、伝えました。

映画「日本と原発」については、法廷上映用に30分の短縮版DVDを作成したので、ぜひ法廷で上映してほしい。
この映画は、本来は2時間強の映画だが、原発の問題がよくまとめられている。
この短縮版は、既に全国の6つの地裁・高裁(松山地裁、札幌地裁、水戸地裁等々)で、法廷内で上映されており、傍聴席のみならず裁判所にもわかりやすいものである。

 

被告からは、この映画の上映に関して、特に反対意見は出ませんでした。

 

また、被告は、準備書面(18)を提出しましたが、特に口頭での説明は行われませんでした。

<仮処分についての第15回目の進行協議期日>

また、口頭弁論期日の終了後、仮処分についての第15回目の進行協議期日が開かれました。

 

被告より、今後の立証予定について、以下の説明がありました。

今回許認可に関する書証を提出したが、その他は間に合わなかった。
残りの書証の提出の準備を進めており、おそらく次回ひととおり出せると考えている。

被告の準備書面は、避難計画について、今日提出の準備書面(18)で、原告準備書面27の主張に対応した。
ただし、避難計画について、今後策定されるものについては、またその時点で主張をするか、検討する。

また、本件訴訟では、地震と津波が主要な争点だと思うので、その点について、一度主張をまとめてみたい。

私たち原告としては、今後策定されるものはその時点で、ということなら、いつまでも終わらないのではと危惧している。

ただし、原告としては、被告が地震と津波の争点について、まとめの書面を出すことは構わない。

裁判所には、真実追求、適正公正さのために、裁判所で重要な争点と考えているところを明らかにしてほしい。

裁判所は、現在東京高等裁判所に継続している浜岡原発の先行訴訟について、その進行についても関心を持っていました。
ただし、先行訴訟は、ほとんど進んでいません。

また、進行協議では、初めて原告と被告が互いに席を外して、交替で裁判所が話を聞くということが行われました。

その後、再度、原告と被告が双方同席し、裁判所より、争点整理の進め方について、次のような話がありました。

裁判所としては、双方の準備書面にはかなりのボリュームがあり、その中には、重複だったり、新しい主張だったりがある。
そこで、理論的な全体像の枠組みを裁判所が正確に理解して判決を出したいので、まとめという観点を考えている。
被告は、他の争点もあるが、まずは中心的な地震と津波の争点について、次回のまとめの書面を出して欲しい。
そして、原告が、その次に、それに対する反論を出すという形でまとめていきたい。

私たち原告と、被告は、この裁判所の方向性を了承しました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
平成27年9月15日記者会見要旨

いつも取材に来てくださる報道関係の方々、ありがとうございます。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成27年11月26日(木)午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:平成28年2月4日(木) 午前10時30分
その次の期日:平成28年5月19日(木) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

【予定】平成27年9月15日第21回口頭弁論期日、第15回仮処分進行協議期日が開催されます

2015 年 9 月 2 日 水曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟の第21回口頭弁論期日が以下のとおり開催されます。

日時 平成27年9月15日(火)午前10時30分から

場所 静岡地方裁判所 201号法廷

傍聴はどなたでも可能です。
ただし、傍聴希望者多数の場合は傍聴券交付にあたって抽選が実施され(※)、入廷できない可能性があります。

審理終了後、この裁判(本訴)及び浜岡5号機の仮処分の進行協議期日が予定されています。
進行協議期日は非公開で行われるため、当事者(原告・債権者)以外の方は入室できません。ご了解下さい。

★事務局からのお願い★
債権者の方で進行協議期日への出席を希望される方は、事前に弁護団事務局までご一報ください。

進行期日終了後(午前11時30分ころから)、静岡県弁護士会3階(静岡地方裁判所敷地内)において記者会見兼報告集会を予定しています。
報告集会は、原告・債権者でなくても、弁護団を応援して下さる方はどなたでも入場いただけますので、ぜひご参加下さい。

(※)参考 今回と同じ午前10時30分からの裁判の時に静岡地方裁判所のホームページに掲載された傍聴券交付情報を一部引用して掲載します(今回の裁判に関しても期日の数日前には静岡地方裁判所のホームページに同様の情報が掲載されると思います。)。抽選の集合時間等ご参考になさってください。

日時・場所 2013年×月×日 午前10時10分  静岡地方裁判所北側玄関前(雨天の場合は同裁判所地階道交室)
事件名 浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求事件 平成23年(ワ)第886号
備考 当日,午前9時30分から午前10時05分までに集合場所に来られた方を対象に抽選します。駐車用スペースに限りがありますので,できる限り公共の交通機関をご利用ください。 (身体の不自由な方については,駐車スペースを用意しています。)

【2015年7月16日】第20回口頭弁論期日・第14回仮処分進行協議期日が開催されました

2015 年 7 月 17 日 金曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2015年7月16日】第20回口頭弁論期日・第14回仮処分進行協議期日が開催されました

<本訴の第20回口頭弁論期日>

2015年7月16日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第20回口頭弁論期日が開かれました。

私たち原告は、原告準備書面28を提出しました。
また、口頭でその書面の趣旨説明を行いました。

書面の内容としては、被告準備書面(15)に対する再反論で、要旨は以下のようになります。

水蒸気爆発について、被告は、発生確率が低いレアなケースと主張する。
しかし、蒸気爆発は、国内では200件以上発生し、死者重傷者を出している。
アメリカ等の海外でも起きている。

また、シビア・アクシデントの際の、格納容器破損確率について、被告は、外部的トリガーがないと発生しないと主張する。
しかし、水蒸気爆発の発生機序において,膜沸騰を崩壊させる「トリガー」は,必ずしも外部的なものに限られない。

フェールセーフ(機械やシステムに事故や誤りが生じた際に,機器やシステムなどを必ず安全側に導くという
設計思想)について、例えば新幹線では、新幹線を停止する。
原発は、制御棒を挿入しても止まらないので、冷却を続けなければならなず、フェールセーフは確保されてない。

ヨーロッパでは、想定できない全く未知の事象について対策している。

浜岡は、世界的に見ても最も危険な立地条件である。

被告において,本件原子力発電所において,メルトスルーに陥った場合の対策
や水蒸気爆発を発生した場合の格納容器損傷確率の評価策をどのように行って
いるか,具体的に回答されたい。
このような事態をそもそも想定していないのであれば,明確にその旨回答され
たい。

また、我々は、前回期日で法廷で行ったプレゼンテーションについて、準備書面を準備中であるとも伝えました。

なお、今回、被告からの書面はありませんでした。

<仮処分についての第14回目の進行協議期日>

また、口頭弁論期日の終了後、仮処分についての第14回目の進行協議期日が開かれました。

前回は、争点整理が話題となり、私たち原告は、争点整理に入れる状態だと言ったところ、被告はまだ検討を要すると答えていました。

本日の進行協議では、被告は、本訴について、書証の提出を検討している、今までほとんど出してなかった、と言ってきました。書証は地震・津波という大括りで出すことを考えているとのことでした。

また、原告準備書面28及び今後の原告書面への対応も検討しているとのことでした。
また、その後についての具体的な提案は今は特にないとのことでした。

また、被告は、原告準備書面27への反論について、広域避難計画はこれから自治体が策定するものであるため、事業者である被告が具体的な主張をすることは考えてないとのことでした。※

私たち原告としては、争点は出揃っているので、裁判所が積極的に釈明していただければと告げました。

また、上記のように、被告が原告準備書面27への反論をしないことについて、調書化(裁判所の調書に記録すること)か、被告の準備書面の形で明確にしてほしいと伝えました。

この点、裁判所は、次回期日に法廷で原告が被告に対し口頭で聞いて被告が答えるのでもいいし、被告が何らかの形(書面等)で応答してもいいのではとのことでした。

また、上記のように、被告がこれから書証を提出していく点について、被告は、次の期日に一度には無理でも、そんなに何回の期日もかかるものではないとのことでした。
しかし、既に提訴から長く経っていることから、私たち原告は、書証を出すのに2~3回かかるというのは理解できない、被告による訴訟の引き伸ばしであり、既成事実の積み重ねを狙っているのではないかと話しました。

このことについて、裁判所は、被告に対し、書証を出すなら出すでいいが、原告が言うとおりあまりかかるのはどうかとのことでした。

また、裁判所は、争点整理に入る時期が近づいている旨を言い、争点整理をどうするか考えたいとのことでした。
裁判所は、例えば、判決書を念頭におくと、争いのない事実などからスタートするか、
それともテーマ(例:地震、津波)ごとに詰めていくか、と考えている様子でした。

私たち原告も、この裁判所の様子を受けて、双方の議論が噛み合っているかは、そう簡単に整理するのは大変かもしれないので、テーマごとに、こういった期日の場でディスカッションしながらではどうか、そうしないといつまで経っても終わらないことを話しました。

裁判所も、こういった期日の場を有意義にするには、口頭で答えてもらうこともあること、テーマについて、原告がまとめ、被告も検討し、期日に臨むのはどうかとのことでした。
また、裁判所は、被告に対し、書証をなるべく早く出すように言っていました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
平成27年7月16日記者会見要旨

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成27年9月15日(火)(!曜日ご注意!)午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:平成27年11月26日(木) 午前10時30分
その次の期日:平成28年2月4日(木) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

【予定】平成27年7月16日第20回口頭弁論期日、第14回進行協議期日が開催されます

2015 年 6 月 30 日 火曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟の第20回口頭弁論期日が以下のとおり開催されます。

日時 平成27年7月16日(木)午前10時30分から

場所 静岡地方裁判所 201号法廷

傍聴はどなたでも可能です。
ただし、傍聴希望者多数の場合は傍聴券交付にあたって抽選が実施され(※)、入廷できない可能性があります。

審理終了後、この裁判(本訴)及び浜岡5号機の仮処分の第14回進行協議期日が予定されています。
進行協議期日は非公開で行われるため、当事者(原告・債権者)以外の方は入室できません。ご了解下さい。

★事務局からのお願い★
債権者の方で進行協議期日への出席を希望される方は、事前に弁護団事務局までご一報ください。

進行期日終了後(午前11時30分ころから)、静岡県弁護士会3階(静岡地方裁判所敷地内)において記者会見兼報告集会を予定しています。
報告集会は、原告・債権者でなくても、弁護団を応援して下さる方はどなたでも入場いただけますので、ぜひご参加下さい。

(※)参考 今回と同じ午前10時30分からの裁判の時に静岡地方裁判所のホームページに掲載された傍聴券交付情報を一部引用して掲載します(今回の裁判に関しても期日の数日前には静岡地方裁判所のホームページに同様の情報が掲載されると思います。)。抽選の集合時間等ご参考になさってください。

日時・場所 2013年×月×日 午前10時10分  静岡地方裁判所北側玄関前(雨天の場合は同裁判所地階道交室)
事件名 浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求事件 平成23年(ワ)第886号
備考 当日,午前9時30分から午前10時05分までに集合場所に来られた方を対象に抽選します。駐車用スペースに限りがありますので,できる限り公共の交通機関をご利用ください。 (身体の不自由な方については,駐車スペースを用意しています。)

【2015年5月21日】第19回口頭弁論期日・第13回仮処分進行協議期日が開催されました

2015 年 5 月 21 日 木曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2015年5月21日】第19回口頭弁論期日・第13回仮処分進行協議期日が開催されました

<本訴の第19回口頭弁論期日>

2015年5月21日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第19回口頭弁論期日が開かれました。

今回から、裁判官3人全員が交替したため、弁論の更新という手続きが冒頭に行われました。

この日は、原告被告双方が、裁判所に対し、わかりやすくプレゼンテーションを行う日でした。

■原告のプレゼンテーション
私たち原告は、約40分間、法定内のモニターを使って、パワーポイントによるプレゼンテーションを行いました。

主には、以下のことをプレゼンしました。

◎立地条件

浜岡原発建設当時は、昭和40年代の立ち遅れた地震学の知識しかなく、プレート境界型地震の知見はなかった。そのため、世界最悪の立地に、地震・津波・液状化のあるあまりに愚かな場所に造ってしまった。

強振動生成域(以前アスペリティと呼んでいた)は、直下かつ浅い。
地震が2連動・3連動で起こりうる地域である。
震度6~7が想定されている。その真上に作ったのが浜岡原発である。

浜岡原発の地域は、昭和30年代に付け替えられた川がある。
もともとは川が湾曲していたが、現在は真っ直ぐに付け替えられた。
埋立地の上に作られた原発である。

浜岡原発は、砂の上に立つ砂上の楼閣で、液状化が起こりうる地域である。
液状化は、防潮壁の脆弱化をもたらす。
液状化は、一回起きると何度も繰り返す。
1944年の東海地震の時は、浜岡原発の近辺で液状化が起きている(場所は、池新田、佐倉、朝比奈、新野など)。このように、前後左右は液状化だらけである。

◎津波について

プレート境界型地震における巨大津波では、陸地に近づくにつれ、波が巨大化するダイナミックオーバーシュートが起こる。

海底地形としては、御前崎海脚(かいきゃく)では、浅いところで波が盛り上がる。

津波が障害物にぶつかると、運動エネルギーが位置エネルギーに変わり、1.5倍になるという屈折効果が起こる(東日本、チリ)。

地形に回りこむことで波が増幅される。

遡上効により、岩手県宮古市田老地区では、津波の高さが防潮堤を超え、巨大な防潮堤が全部崩れた。
浜岡でも、終局耐力(しゅうきょくたいりょく)を超えれば、田老地区の防潮堤と同じになってしまう。

◎地震想定

もともと、地震想定はブレが大きい。
地震学はは、確たる証拠も、実験的確認もできない科学分野である。
実地で確かめることができない。常に後追いである。

地震想定について、統計的解析も中央値で、上下に外れた値は無視しているが、原発に中央値を使って良いのか。

基準地震動について、全原発で588年~58800年に一度のはずが、宮城県沖地震、新潟県中越沖地震、東日本大震災など、実際は2.5年に一度に起きている。

浜岡原発は、他の原発と異なり、取水塔を海に伸ばし、海水を採って冷却水としている。したがって、津波で損傷すれば、冷却できない。

◎避難

富士川などの川や、道路が寸断されたりすれば、100万人が被曝し続け逃げられない。

◎最後に

福島は、終わったわけではなく、今も現実である。

米・欧州・中国に原発があっても、地震国イタリアは原発を止めた。

風向きで首都圏への影響が甚大であり、浜岡原発は、世界で最も危険な原発である。

■被告のプレゼンテーション
被告は、約20分間、モニターは使わず、用意した書面を使いながら、プレゼンしました。

主な内容は、以下のものです。

深層防護(幾重の対策)により、「止める」「冷やす」「閉じ込める」の安全上重要な機能を確保する。

自然的立地条件についても、南海トラフ沿いのプレート境界で発生している地震について、調査している。

東北地方太平洋沖地震及び福島第一原子力発電所事故を踏まえ、地震及び津波への対応を行っている。

厳しい地震想定をしている。

津波については、詳細に調査し、数値シュミレーションにより津波想定している。

敷地内への津波侵入の防止対策により、津波は原発に侵入しない。
侵入しても、全電源喪失等に備え、空冷式ガスタービン発電機を設置してる。

防波壁について、液状化に耐えうるようにしている。

被告のプレゼンは、具体的な数字が出ず、抽象論に終始している印象でした。

以上、双方のプレゼンを終え、今後について、私たちは、本日のプレゼンを書面にして提出することを裁判所に伝えました。
なお、被告は、書面化の予定はないとのことでした。

<仮処分についての第13回目の進行協議期日>

また、口頭弁論期日の終了後、仮処分についての第13回目の進行協議期日が開かれました。

私たちは、1年ほどお時間いただく新たな証拠を提出予定であることを伝えました。
また、被告の準備書面(15)(水蒸気爆発)について、次回までに反論の書面を出したいことを伝えました。
また、私たちがプレゼンで述べた「終局耐力(しゅうきょくたいりょく)」について、今後主張していくことも伝えました。

被告は、主張(避難計画等)、証拠(全体を見なおして)について、提出未了があるので、今後行っていくとのことでした。

裁判所から、争点整理について話がありました。

被告は、まだ主張証拠が出し切れてないので、現状の争点整理は望んでないようでした。
私たちは、提訴から長く、主張証拠もだいたい出揃っているので、訴訟が漂流しないように、指標としての争点整理を行ってもらいたいことを伝えました。
再稼働してから判決では、司法への信頼を失うことになるのではという懸念も伝えました。

裁判所は、これら双方の意見を踏まえ、争点整理について検討するとのことでした。

また、裁判所からは、原告、被告から、交互に話を聞いた方がよいのかと聞かれました。
原告も、被告も、そういう柔軟な訴訟指揮を設けてもらってもいいと伝えました。
すると、裁判所は、時期によって交互に話を聞くことを提案するかもしれないとのことでした。

また、以前から私たちが提案していた検証について、私たちは裁判所に対し、再度、一度現地を見て、地形の状況、取水塔等見て欲しいと伝えました。
裁判所は、本訴での検証ということではなく、進行協議で現地を見るということはどうか、と聞いてきました。

私たち原告は、それでもよいと答えました。

しかし、被告は、現地では工事中の部分もあるし、にわかに返事できないとのことでした。

裁判所は、すぐに行くということではないが、1回で十分成果が上がるように、時期と見るものの選別をしたい考えがあることを言っていました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
平成27年5月21日記者会見要旨

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成27年7月16日(木)午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:平成27年9月15日(火)(!曜日ご注意!)午前10時30分
その次の期日:平成27年11月26日(木) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

【予定】2015年5月21日本訴の第19回口頭弁論期日,仮処分の第13回進行協議期日が開催されます。

2015 年 5 月 8 日 金曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟の第19回口頭弁論期日が以下のとおり開催されます。

日時 2015(平成27)年5月21日(木)10時30分から

場所 静岡地方裁判所 201号法廷

傍聴はどなたでも可能です。
ただし、傍聴希望者多数の場合は傍聴券交付にあたって抽選が実施され(※)、入廷できない可能性があります。

今回は、原告被告双方がそれぞれ、これまでの主張をプレゼンテーション形式で説明する予定です。原告側はパワーポイントを用意して、できるだけわかりやすく説明する予定です。たくさんの方の傍聴をお待ちしています。

審理終了後、この裁判(本訴)及び浜岡5号機の仮処分の第13回進行協議期日が予定されています。
進行協議期日は非公開で行われるため、当事者(原告・債権者)以外の方は入室できません。ご了解下さい。

★事務局からのお願い★
債権者の方で進行協議期日への出席を希望される方は、事前に弁護団事務局までご一報ください。

進行期日終了後(午後0時ころから)、静岡県弁護士会3階(静岡地方裁判所敷地内)において記者会見兼報告集会を予定しています。
報告集会は、原告・債権者でなくても、弁護団を応援して下さる方はどなたでも入場いただけますので、ぜひご参加下さい。

(※)参考 今回と同じ午前10時30分からの裁判の時に静岡地方裁判所のホームページに掲載された傍聴券交付情報を一部引用して掲載します(今回の裁判に関しても期日の数日前には静岡地方裁判所のホームページに同様の情報が掲載されると思います。)。抽選の集合時間等ご参考になさってください。

日時・場所 2013年×月×日 午前10時10分  静岡地方裁判所北側玄関前(雨天の場合は同裁判所地階道交室)
事件名 浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求事件 平成23年(ワ)第886号
備考 当日,午前9時30分から午前10時05分までに集合場所に来られた方を対象に抽選します。駐車用スペースに限りがありますので,できる限り公共の交通機関をご利用ください。 (身体の不自由な方については,駐車スペースを用意しています。)

【2015年3月9日】第18回口頭弁論期日・第12回仮処分進行協議期日が開催されました

2015 年 3 月 9 日 月曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2015年3月9日】第18回口頭弁論期日・第12回仮処分進行協議期日が開催されました

<本訴の第18回口頭弁論期日>

2015年3月9日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第18回口頭弁論期日が開かれました。

被告は、前回とこの期日の間に、準備書面(16)を提出しました。

まずは、被告から、準備書面(16)について、口頭にて、以下のように、要点を説明しました。

被告は、私たちの側方流動の主張について、反論する。
被告は、地盤の液状化のメカニズムについて、砂丘堤防を含む周辺地盤調査を行った。
そして、耐震性、耐津波性について問題がないことを確認した。
また、一部の地盤は改良も実施している。
地震応答解析は、液状化も考慮している。
求釈名へも回答した。

私たちは、原告準備書面26原告準備書面27を提出しました。

これらの書面の要旨について、私たちは、口頭で、次のように説明しました。

原告準備書面26

(1)H断層系とは、浜岡原子力発電所敷地内及びその北側に存在する5条(5本)の断層をいう。
新規性基準にいう活断層であれば、原発の稼働は許されない。
被告は、H断層系は、新規性基準にいう活断層ではないと主張する。
しかし、H断層系は、新規性基準にいう活断層である。
H断層系は、放射性炭素年代測定により、少なくともほぼ1万年以降は活動してない。
これは、裏を返せば、1万年より前の活動は明らかでないことになる。

(2)また、被告は、H断層系が活断層ではないと主張するために、T11断層に堆積する礫層が笠名礫層(相当)であるとする。
T11断層とは,浜岡原子力発電所敷地の北側約150メートルに位置する断層(地層のずれ)である。
しかし、T11断層に堆積した礫層は,その直接の下位層を相良層としているのであるから,笠名礫層よりはむしろ御前崎礫層に相当するものと見るのが自然である。
したがって、被告の主張には合理性がなく,これを前提としてH断層系は活断層でない(後期更新世以降活動していない)とする主張には前提において誤りがある。

(3)被告は、ESR年代測定法(放射性炭素年代測定法の限界を超える数万~数百万年が適応範囲とされる)といった測定法を用いず、意図的に絶対年代測定による調査を避けているのではないかという疑問を持たざるをえない。

原告準備書面27

周辺住民への甚大な影響について、わかりやすくフリップを用意して説明しました。
原発事故から避難することは、憲法の人格権の問題である。
静岡で、果たして逃げられるのか。
静岡県は,三菱重工業株式会社に委託し,「浜岡原子力発電所の原子力災害に係る避難時間推計業務」の報告書を提出させている。
しかし、これは、役には立たない。
理由は以下のとおり。

避難には車を想定し、避難の時間は30時間とされるが、これには根本的な欠陥がある。当然想定されるべき、家屋倒壊、火災などによる道路の閉鎖が考慮されてない。
フリップにて、静岡県の地形が、北が山であるため、東西に逃げるしかないが、東西には川があり、川が寸断されたら逃げられない。
由比のさった峠付近では、道路が寸断される可能性もある。
また、フリップにて、富士川河口断層帯では、地震で7~10mの地盤の変位が予想され、落橋が考えられる。
静岡県は,平成25年11月,第4次地震被害想定を発表している。
そこでは、1ヶ月間、主要交通が普及しないことも想定されている。
もし1ヶ月逃げられなかったら、その間被曝が堆積していくことになる。

また、私たちは、口頭で、被告に対し、被告の主張は基礎付ける証拠が引用されてない ことがあり、こちらが検討できないことを伝えました。

<仮処分についての第12回目の進行協議期日>

また、口頭弁論期日の終了後、仮処分についての第12回目の進行協議期日が開かれました。

次の期日から、裁判官の左陪席(傍聴席から見て右側の裁判官)が代わるとのことで、その方も同席となりました。

裁判所から、各当事者への進行についての確認がありました。

被告としては、ひと通り書面提出したので、今回の原告準備書面26及び27への反論を検討するとのことでした。

私たちは、主要論点については、今日をもって出したこと、今後は、水蒸気爆発に関する被告への反論を行うこと、被告の反論に対する再反論も出す予定であることを伝えました。
また、期日で口頭で述べたことと重ねて、被告から証拠が出てない主張があること、例えば、防波壁の構造の主張など、こちらとしても、シュミレーションしたいのに、数値の固定ができないことを伝えました。

また、私たちは、次回の5月の期日において、河合弁護士が監督した映画を証拠請求したいこと、その証拠提出方法として、全部を映写すると時間が長いのでダイジェスト版を考えていると伝えました。

これに対し、被告は、映写をする必要がないのではないかと言っていました。

裁判所は、どのように進行するかは検討するが、弁論更新(裁判官の交代による手続き)が入るので、次回期日に関しては、新たな証拠の映写を行うよりは、今までの訴訟の説明の方がいいのではないかと考えているようでした。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
平成27年3月9日記者会見要旨

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成27年5月21日(木)午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
 次々回期日:平成27年7月16日(木)午前10時30分
 その次の期日:平成27年9月15日(火)(!曜日ご注意!)午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

【予定】平成27年1月22日第17回口頭弁論期日・第11回進行協議期日が開催されます

2015 年 1 月 21 日 水曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟の第17回口頭弁論期日が以下のとおり開催されます。

日時 平成27年1月22日(木)14時から
      ※いつもと時間が異なりますのでお気を付け下さい。
場所 静岡地方裁判所 201号法廷

傍聴はどなたでも可能です。
ただし、傍聴希望者多数の場合は傍聴券交付にあたって抽選が実施され(※)、入廷できない可能性があります。

審理終了後、この裁判(本訴)及び浜岡5号機の仮処分の第11回進行協議期日が予定されています。
進行協議期日は非公開で行われるため、当事者(原告・債権者)以外の方は入室できません。ご了解下さい。

★事務局からのお願い★
債権者の方で進行協議期日への出席を希望される方は、事前に弁護団事務局までご一報ください。

進行期日終了後(午後3時ころから)、静岡県弁護士会3階(静岡地方裁判所敷地内)において記者会見兼報告集会を予定しています。
報告集会は、原告・債権者でなくても、弁護団を応援して下さる方はどなたでも入場いただけますので、ぜひご参加下さい。

(※)静岡地方裁判所のホームページに傍聴券交付情報が掲載されています(以下引用)。

日時・場所 平成27年1月22日 午後1時40分 静岡地方裁判所北側玄関前(雨天の場合は同裁判所地階道交室)
事件名 浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求事件 平成23年(ワ)第886号
備考 当日,午後1時00分から午後1時35分までに集合場所に来られた方を対象に抽選します。駐車用スペースに限りがありますので,できる限り公共の交通機関をご利用ください。 (身体の不自由な方については,駐車スペースを用意しています。)

【2014年9月4日】第15回口頭弁論期日・第9回仮処分進行協議期日が開催されました

2014 年 12 月 29 日 月曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2014年9月4日】第15回口頭弁論期日・第9回仮処分進行協議期日が開催されました

<本訴の第15回口頭弁論期日>

2014年9月4日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第15回口頭弁論期日が開かれました。

■原告提出書面■

私たちは、前回とこの期日の間に、原告準備書面18原告準備書面19原告準備書面20原告準備書面21原告準備書面22原告準備書面23を提出しました。

これらの書面の要旨は、次のようになります。

原告準備書面18

この書面では、以下の点を指摘しました。

(1) 旧安全審査指針が妥当でなかったこと~福島事故が防げなかったこと

(2) 新規制基準に問題があること

原告準備書面19

この書面では、立地審査指針は、原発の敷地内に限定されていたこと、事故自体を矮小化して捉えていたことを指摘しました。

原告準備書面20

この書面では、新規制基準の問題点を指摘しました。

原告準備書面21

この書面では、水蒸気爆発の危険性を指摘しました。

すなわち、福島原発事故は「水素爆発」であったが、「水蒸気爆発」は、その「水素爆発」よりも破壊力が大きいことを指摘しました。

また、浜岡原発5号機は、改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)ですが、Mark-Ⅰ型(またはその改良型)のBWRと比較して、水蒸気爆発の危険性が高いことを指摘しました。

原告準備書面22

この書面では、大飯原発判決(福井地方裁判所、平成26年5月21日)について述べました。

すなわち、判決は、福島原発事故という「世界の原子力の歴史に残る大事故」を目の当たりにし、正面から原子力発電所の安全性について判断したことの大いなる意義を述べました。

さらに、この判決は、本件浜岡原発訴訟よりも後の平成24年に訴え提起されましたが、1年4ヶ月の審理期間で浜岡訴訟よりも早く判決が出されました。
これは、新規性基準適合性審査の完了を待たずに判断したこと、また立証活動においても、証人尋問を実施せず、書証(紙の証拠)を中心に実施されたことが理由として考えられることを指摘しました。

そこで、我々は、本件浜岡原発訴訟においても、裁判所に早期の判断を願いたいとも述べました。

原告準備書面23

この書面では、以下の(2)のように、求釈明を行いました。

(1) 大飯原発判決の地震動に対する判断

大飯原発判決では、被告関西電力の基準地震動の策定が甘いこと、各地の原発で基準地震動を上回る地震が発生していること、被告関西電力は、クリフエッジ(プラントの状況が急変する地震、津波等の負荷のレベル)を、1260ガルと特定したが、それでは全く足りないことなどを判断しています。

(2) 求釈明

我々は、被告に対し、①地震動、②津波、③炉心の燃料についての全交流電源喪失及び最終ヒートシンク喪失に係る日数について、各クリフエッジを明らかにするよう、求釈明しました。

■被告提出書面■

被告は、準備書面(10)を提出しました。

被告によれば、我々の準備書面13と14へ応答したものだとのことでした。

なお、被告によれば、我々の準備書面18と19に対する応答は、次回期日で提出の準備とのことでした。

また、我々の準備書面16と20について(基準地震動や津波などについて述べたものです)、検討中であり、次々回期日に間に合うように準備したいとのことでした。

それ以外の準備書面は、次回もしくは次々回までに提出できるように準備中とのことでした。

<仮処分についての第9回目の進行協議期日>

また、口頭弁論期日の終了後、仮処分についての第9回目の進行協議期日が開かれました。
原告は、被告に対し、原告準備書面23の求釈名は簡単なので、次回回答してほしいと伝えました。
被告は、検討すると答えました。

また、我々は、裁判所に対し、早期のご判断をお願いしました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
平成26年9月4日記者会見要旨

今回は、たくさんのマスコミの方に取材にお越しいただきました。
ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成26年9月4日(木)午前10時30分(再び午前中の期日です)@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
 次々回期日:平成26年11月27日(木)午前10時30分
 その次の期日:平成27年1月22日(木)午後2時(!!お時間注意!!)

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2014年7月24日】第14回口頭弁論期日・第8回仮処分進行協議期日が開催されました

2014 年 8 月 4 日 月曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2014年7月24日】第14回口頭弁論期日・第8回仮処分進行協議期日が開催されました

<本訴の第14回口頭弁論期日>

2014年7月24日午後2時から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第14回口頭弁論期日が開かれました。

■原告提出書面■

私たちは、前回とこの期日の間に、原告準備書面18原告準備書面19原告準備書面20原告準備書面21原告準備書面22原告準備書面23を提出しました。

これらの書面の要旨は、次のようになります。

原告準備書面18

この書面では、以下の点を指摘しました。

(1) 旧安全審査指針が妥当でなかったこと~福島事故が防げなかったこと

(2) 新規制基準に問題があること

原告準備書面19

この書面では、立地審査指針は、原発の敷地内に限定されていたこと、事故自体を矮小化して捉えていたことを指摘しました。

原告準備書面20

この書面では、新規制基準の問題点を指摘しました。

原告準備書面21

この書面では、水蒸気爆発の危険性を指摘しました。

すなわち、福島原発事故は「水素爆発」であったが、「水蒸気爆発」は、その「水素爆発」よりも破壊力が大きいことを指摘しました。

また、浜岡原発5号機は、改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)ですが、Mark-Ⅰ型(またはその改良型)のBWRと比較して、水蒸気爆発の危険性が高いことを指摘しました。

原告準備書面22

この書面では、大飯原発判決(福井地方裁判所、平成26年5月21日)について述べました。

すなわち、判決は、福島原発事故という「世界の原子力の歴史に残る大事故」を目の当たりにし、正面から原子力発電所の安全性について判断したことの大いなる意義を述べました。

さらに、この判決は、本件浜岡原発訴訟よりも後の平成24年に訴え提起されましたが、1年4ヶ月の審理期間で浜岡訴訟よりも早く判決が出されました。
これは、新規性基準適合性審査の完了を待たずに判断したこと、また立証活動においても、証人尋問を実施せず、書証(紙の証拠)を中心に実施されたことが理由として考えられることを指摘しました。

そこで、我々は、本件浜岡原発訴訟においても、裁判所に早期の判断を願いたいとも述べました。

原告準備書面23

この書面では、以下の(2)のように、求釈明を行いました。

(1) 大飯原発判決の地震動に対する判断

大飯原発判決では、被告関西電力の基準地震動の策定が甘いこと、各地の原発で基準地震動を上回る地震が発生していること、被告関西電力は、クリフエッジ(プラントの状況が急変する地震、津波等の負荷のレベル)を、1260ガルと特定したが、それでは全く足りないことなどを判断しています。

(2) 求釈明

我々は、被告に対し、①地震動、②津波、③炉心の燃料についての全交流電源喪失及び最終ヒートシンク喪失に係る日数について、各クリフエッジを明らかにするよう、求釈明しました。

■被告提出書面■

被告は、準備書面(10)を提出しました。

被告によれば、我々の準備書面13と14へ応答したものだとのことでした。

なお、被告によれば、我々の準備書面18と19に対する応答は、次回期日で提出の準備とのことでした。

また、我々の準備書面16と20について(基準地震動や津波などについて述べたものです)、検討中であり、次々回期日に間に合うように準備したいとのことでした。

それ以外の準備書面は、次回もしくは次々回までに提出できるように準備中とのことでした。

<仮処分についての第8回目の進行協議期日>

また、口頭弁論期日の終了後、仮処分についての第8回目の進行協議期日が開かれました。
原告は、被告に対し、原告準備書面23の求釈名は簡単なので、次回回答してほしいと伝えました。
被告は、検討すると答えました。

また、我々は、裁判所に対し、早期のご判断をお願いしました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
平成26年7月24日記者会見要旨

今回は、たくさんのマスコミの方に取材にお越しいただきました。
ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成26年9月4日(木)午前10時30分(再び午前中の期日です)@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
 次々回期日:平成26年11月27日(木)午前10時30分
 その次の期日:平成27年1月22日(木)午後2時(!!お時間注意!!)

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

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■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。