浜岡原子力発電所運転終了・廃止等請求訴訟弁護団より ~ご挨拶~

私たちは中部電力を被告とする浜岡原発の運転終了・原子炉の廃止等を求める裁判の弁護団です。静岡県弁護士会に所属する弁護士有志119名、愛知県弁護士会に所属する弁護士有志126名、他の弁護士会に所属する弁護士32名の合計277名(2012年12月11日現在)で構成されています。
弁護団を応援したいという気持ちを持って下さった方は、ぜひ「サポーター」として協力をお願いいたします。(サポーターの説明はこちら
裁判の日程や報告は、「裁判の予定と報告」からご覧下さい。

‘裁判の予定と報告’ カテゴリーのアーカイブ

【2021年4月27日】第45回口頭弁論期日が開催されました

2021 年 5 月 1 日 土曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2021年4月27日】第45回口頭弁論期日が開催されました

<本訴の第45回口頭弁論期日>

2021年4月27日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第45回口頭弁論期日が開かれました。



年度が代わり、裁判官の交代がありました。

今回は、原告及び被告双方、準備書面の提出はありません。

裁判官から、原告及び被告の双方に対し、今後の準備書面の準備の状況を聞かれました。

私達は、クリフエッジについて補充すること、及び、アスペリティに関して大飯原発訴訟の判決を分析することを伝えました。

被告は、敷地内断層や津波について、技術的検討を進めている、主張についてもう少し猶予がほしい、いつということは難しいと述べていました。



続けて、被告は、口頭で以下の報告をしました。

◎安全性対策工事の進行状況◎

4号機について、内部溢水対策、非常用ガス処理系統について、御前崎市立ち会いの下、静岡県による点検を受けた。
被告のホームページで公開している。

◎原子力規制委員会の審査◎

断層の活動性評価、H断層系が活動していない等について、被告から説明した。
委員会からは、被告に対し、H8断層系について正常の追加データを出すように、H9断層について地層の年代評価を出すように、また、平成21年の駿河湾地震について地震動増幅効果等をまとめて資料化するように言われた。


<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

原告として、請求の趣旨について、追加するかを検討している旨を伝えました。

また、期日間で、被告から写真を開示してもらいましたが、原告からもう少し大きいものをという希望がありますが、被告からは渡した写真を引き伸ばしてほしいとのことでした。

争点整理表の整理について、裁判所は被告に対し、被告の整理分についての進捗を尋ねたところ、被告は、7月に提出したいとのことでした。


<記者会見>
これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。


記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2021年4月27日 記者会見要旨

記者の方からは、熱心なご質問をいただきました。


取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

次回の裁判は、令和3年7月13日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:令和3年10月19日(火) 午前10時30分
その次の期日:令和4年1月20日(木) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2020年7月7日】第41回口頭弁論期日が開催されました

2020 年 9 月 18 日 金曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2020年7月7日】第41回口頭弁論期日が開催されました

<本訴の第41回口頭弁論期日>

2020年7月7日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第41回口頭弁論期日が開かれました。

コロナ禍で、本来予定されていた期日が延期され、この日となりました。

また、裁判体が変わったので、弁論の更新がなされました。

今回は、原告被告とも、準備書面の提出はありません。

また、被告は、口頭で以下の報告をしました。

◎安全性対策工事の進行状況◎

コロナの感染防止対策を取りながら、保安業務を行っている。
安全性向上対策工事は、4月以降、必要な人員に限って行った。6月以降は、注意しながら、通常人員で行っている。
2月から6月にかけて、4号機の蓄電池、復水器耐震補強工事、安全パラメータ伝送装置の設置について、静岡県御前崎市からチェックを受けた。
被告のホームページで公開している。

◎原子力規制委員会の審査◎

審査会合において、プレート間地震の地震動に関しては、概ね了承された。
津波、火山活動、海底地すべりについても、概ね評価を受けた。

なお、原告は、被告の宿題である敷地直下の問題については、約一年持ち越しされていることを指摘しました。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

被告の反論が、原告準備書面32と防潮堤に対するものが出てないので、予定を問われました。
被告は、敷地内の断層の評価と津波評価を続けており、それが固まったらとなるが、いつとは言えないとのことでした。

裁判所は、被告に対し、訴訟が長くなってるので、準備を促しました。

また、争点整理表について、裁判所として埋めてほしいところを当事者に指摘しました。

<記者会見>
これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2020年7月7日 記者会見要旨

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、令和2年9月29日(火) 午後3時30分※時間ご注意!※@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:令和2年12月3日(木) 午前10時30分
その次の期日:令和3年2月9日(火) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2020年2月4日】第40回口頭弁論期日が開催されました

2020 年 8 月 31 日 月曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2020年2月4日】第40回口頭弁論期日が開催されました

<本訴の第40回口頭弁論期日>

2020年2月4日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第40回口頭弁論期日が開かれました。

被告は、「原告準備書面43について」という書面を提出しました。

また、被告は、口頭で以下の報告をしました。

◎安全性対策工事の進行状況◎

11月以降 4号機 サプレッションチェンバーを支持するボックスサポートの耐震工事や水素濃度計の設置工事等を行い、静岡市・御前崎市から点検を受けた。
被告ホームページで公表している。
3、5号基は追加して説明することなし。

◎基準適合検査

11月の期日以降、審査会合において、地震、地盤、津波の自然現象について検討された。

プレート間の地震動評価について、震源断層の破壊が分岐して、震源断層に電波したケースについて、会合において被告から説明した。
また、震源モデルについてパラメータスタディが指示された。

敷地の地質構造について、4月の審査会合のコメントを踏まえ、H断層の根拠についてデータを整理した。また、活動時期の前後関係等を整理した。
敷地内の断層について、H断層系を代表して考えてよいか、審査続行となった。
H9断層の活動性の評価について、特に異論はなかった。

津波関係について、地震以外の津波については、今回開かれていない。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

争点整理表の組みなおし(重複の可能性のある項目の整理など)が検討されました。
原被告間で主張がかみ合っているかどうかの部分についても検討がなされました。

また、被告から提出されるべき書面の進捗状況(敷地直下の活断層など)について、裁判所から被告に対して問いかけがあり、被告からいつ提出ができるかまだわからないなどの説明がありました。

原告から、被告がいつまで経っても出せないことや、主張も変化してきていることに対して、疑問を呈しました。

<記者会見>
これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2020年2月4日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、令和2年4月23日(木) 午前10時※時間ご注意!※@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:令和2年7月7日(火) 午前10時30分
その次の期日:令和2年9月29日(火) 午後3時30分※時間ご注意!午後です※

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2019年11月19日】第39回口頭弁論期日が開催されました

2020 年 8 月 4 日 火曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

<本訴の第39回口頭弁論期日>

2019年11月19日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第39回口頭弁論期日が開かれました。

私たち原告は、以下の書面を陳述しました。

◎原告「準備書面43」の補足説明◎

中電の津波の想定は低すぎる。

県の想定では、沖合30mで津波の高さ19mである。

中央防災会議や県の津波のシミュレーションでは、津波の第1波は、砂丘堤防を遡上し、防波壁で最大津波高(T.P)20.7mである。
また、波が戻っていくとき、 取水塔付近でT.P20.4mである。

また、被告から、4号機の工事や点検の状況の報告が、以下のようになされました。

審査の状況として、8月以降は、9月6日に審査会合があった。
地震以外の要因による津波の評価は、火山や海底地すべりによるものについて、審査続行である。
敷地の地質構造については4月12日、プレート間地震については5月の審査会合で行われる。
H断層の分布、整理、H断層の形成要因の検討が続行。
地震動評価は近々やる予定である。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

争点整理が行われました。

①強振動生成域
  裁判所からどの争点に位置付けるかの問いかけがありました。
  原告側で、強振動生成域について何が問題かを明らかにすることになりました。

②枝分かれ断層
  原告側でどう具体化するのかなど、検討することとなりました。

また、裁判所は、被告に対し、建屋の下の断層について、原告の「準備書面32」へ反論するように促しました。

また、被告の準備に関し、津波に関する原告の「準備書面41」及び「42」に対しての話になりました。
被告は、地盤については重要な論点だが、敷地内活断層については自社内で評価中であり、主張する時期は未定と答えました。
津波については、津波の評価ができてからで、反論については未定と答えました。

被告は、原告の「準備書面43」については、「41」、「42」とは別に回答するが、時期は未定であると答えました。

原告は、敷地内断層については、前々から反論を促しているので、審査の通りというのではなく、訴訟の中で主張すべきと伝えました。

津波と活断層については、原告側も補充があればすることになりました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2019年11月19日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、令和2年2月4日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:令和2年4月23日(木) 午前10時※時間ご注意!※

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2019年5月21日】第37回口頭弁論期日が開催されました

2019 年 5 月 21 日 火曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2019年5月21日】第37回口頭弁論期日が開催されました

<本訴の第37回口頭弁論期日>

2019年5月21日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第37回口頭弁論期日が開かれました。

被告は、以下の書面を陳述し、その要旨の口頭説明を行いました。

◎被告「準備書面(33)」の要旨の口頭説明◎

昨年12月進行協議期日
疲労評価(金属材料等に繰り返し発生する応力による疲労損傷を評価)については、線形累積損傷則(マイナー則)に基づく、設計・建設規格に定められた十分に保守的な方法により行っている。

 
耐震安全性についても、最新の知見を踏まえて確認している。

また、重層的な事故防止対策も行っている。

以上が被告の口頭説明となります。

また、私たち原告は、以下の書面を陳述し、その要旨の口頭説明を行いました。

◎原告「準備書面41」の要旨の口頭説明◎

求釈明の書面だが、せり上がりの問題について、東北地震では真っ黒い津波(海底にあるものを巻き上げた津波)により、比重が大きくなった。
被告は、こういった知見を踏まえてシミュレーションしているか、ということを口頭で補充しました。

以上が原告の口頭説明となります。

また、被告より、前回の期日以降の、安全性対策の進捗状況の説明がありました。

安全性向上工事の進捗状況だが、4号機の緊急時海水取水設備、通電状況、主要配管の据え付け工事などについて、静岡市及び御前崎市の検査を受け、ホームページで公開している。

原子力規制委員会の審査状況について、3回審査会合が行われた。

その内1回は、地震・地盤・津波について。地質構造については、昨年11月の会合でのコメント踏まえ、H断層の分布、形成要因等の根拠データが追加された。
過去と現在のH断層や、他の地層の中でのH断層の代表性などが話された。

他の2回の審査会合は、プラント関係。沸騰水型について、重大事故の被ばく評価の条件設定などについて、概ね了解された。

審査は続行される。

津波、プレート間地震に関わる審査会合が近いうちに行われる

以上が被告による安全性対策の進捗状況の説明となります。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

裁判所から、原告に対し、従前の争点整理表について、攻めどころに関して、取捨選択してほしい旨の話がありました。
応力降下量、超過確率、強振動生成域、枝分かれ断層などについて裁判所から指摘がありました。

また、裁判所から被告へ、原告「準備書面32」の活断層の主張について、その反論の進捗状況を聞かれました。
被告は、今まさに色々とやっている状況で、反論しなければならないことは認識しているとのことでした。

また、被告は、今回の原告「準備書面41」の求釈明について、既に過去の書面で答えているものもあるので、期日間に整理するとのことでした。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2019年5月21日 記者会見要旨

鈴木弁護団長より、NHKで、黒い津波の特集をやっていたこと、比重が大きくなることなどの話がありました。

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、令和31年8月29日(木) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:令和31年11月19日(火) 午前10時←時間ご注意!
その次の期日:令和2年2月4日(火) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2019年2月28日】第36回口頭弁論期日が開催されました

2019 年 2 月 28 日 木曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2019年2月28日】第36回口頭弁論期日が開催されました

<本訴の第36回口頭弁論期日>

2019年2月28日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第36回口頭弁論期日が開かれました。

被告は、主には証拠の提出を行いました。

私たち原告は、「準備書面40」を陳述しました。

また、この準備書面の要旨の口頭説明を行いました。

◎原告「準備書面40」の要旨の口頭説明◎

防潮堤について、波打ち際での津波の遡上効果が考慮されていない。
ところが、先般、被告代表者が、原子力規制委員会から高さが不足するという指摘を受け、嵩上げすることを認めた。
被告の津波高シミュレーションはやはり問題があったということである。

また、被告より、前回の期日以降の、安全性対策の進捗状況の説明がありました。
・4号機については、格納容器内のパラメータとして、温度計等の据え付け工事を行った。
・3、4号機の共用施設において、溢水発生時の止水対策工事を行い、静岡市、御前崎市の点検を受けた。結果は被告のウェブサイトで公表している。
・5号機については、特に付け加えることはない。
・新規制基準に関して、前回期日以降、3回の原子力規制委員会の評価審査会合があった。津波評価に関して、パラメータをより厳しくしており、十分に不確かさも考慮していると被告は評価している。地震動評価に関して、9月の審査会合でのコメント踏まえてA17断層について説明し、概ね理解を頂いた。プレート間地震、敷地内断層の地質構造については、引き続き審査続行。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

被告は、反論を検討中とのことでした。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2019年2月28日 記者会見要旨

また、1月14日静岡新聞で、被告の社長の発言で、更なる嵩上げを検討していることが報じられています。この社長の発言に関して、私たちは、原子力規制委員会も被告の津波のシミュレーションはおかしいと思っていることや、津波の遡上効果、取水槽は津波が続くとあふれ出ること、被告は扉を閉めればよいというが、そこにいる人は死亡する可能性ががあること、また津波では土砂が流入するので、排水ができなくなることなどを説明しました。

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成31年5月21日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:平成31年8月29日(木) 午前10時30分
その次の期日:平成31年11月19日(火) 午前10時←時間ご注意!

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2018年12月4日】第35回口頭弁論期日が開催されました

2018 年 12 月 4 日 火曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

<本訴の第35回口頭弁論期日>

2018年12月4日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第35回口頭弁論期日が開かれました。

原告被告の双方が、書面を提出しました。

被告は、「準備書面(31)」と「準備書面(32)」を陳述しました。
また、期日間に「上申書」を提出しました。

私たち原告は、「準備書面39」を陳述しました。

被告から、提出した準備書面の要旨の口頭説明を行うこととなりました。

◎被告「準備書面(31)」の要旨の口頭説明◎

原子力発電は、電力の安定供給に資することや、原告主張の側方流動などに反論していました。

また、最新の知見では、原告のいう修正マイナー則は言われてないことや、テロ対策、大規模損壊対策、武力攻撃について説明していました。

◎被告「準備書面(32)」の要旨の口頭説明◎

将来活動する断層にあたるかについては、切り切られの関係も見て、活動しないと述べていました。

◎被告「上申書」の要旨の口頭説明◎

前回の法廷でのプレゼンテーション(裁判官の交代に伴う)について、原告が、被告の反論がないと指摘したところについて、過去の準備書面で反論していると述べていました。

原告としては、前回のは、今までの概要をプレゼンするものであったことを説明しました。

裁判所としても、前回のプレゼンは裁判官の交代を前提とするもので、上申書についてはここまでという意向を示されました。

私たち原告は、前回口頭説明できなかった「準備書面37」及び「準備書面38」と、今回提出した「準備書面39」の要旨の口頭説明を行いました。

◎原告「準備書面37」の要旨の口頭説明◎

本震の後、繰り返される余震の影響を当然考慮すべきである。
地震の振れ幅の評価方法については、修正マイナー則を用いるべきである。
振幅が大きい場合は、金属疲労も考慮されるべきである。

◎原告「準備書面38」の要旨の口頭説明◎

南北に走っているA17断層について、切り切られ関係では、先後関係の判断はできない。

後で活動した断層が切るかどうか、わからないことがある。

◎原告「準備書面39」の要旨の口頭説明◎

物体が物体を切る場合の「交差切りの法則」

上載地層法は、上に載っている断層について、交差切りの法則を前提とするものである。
しかし、交差切りの法則も、上層地層法も、一回断層ができた弱いところが再び動くこともあり、年代の特定は非常に難しい。
当てはまらない場合については、切られている断層の方がより新しいものがあるなど、矛盾する結果がおきてしまうことがある。

また、被告より、前回の期日以降の、新規制基準に関してや、安全対策工事に関する報告がなされました。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

まず、裁判所より、前回までの主張の確認がありました。

被告に対しては、マイナー則について確認があり、被告が、原告の主張する修正マイナー則を採用する必要はないと答えたところ、裁判所としては、修正マイナー則の方がより厳しいと思うが、説明がほしいとのことでした。
 

また、原告に対しては、断層の切り切られに関し確認があり、原告は、切り切られで一般的に逆の場合がありうることなどを答えました。

また、裁判所から被告に対し、活断層に関する主張について問いかけがありました
被告は、原子力規制委員会の審査の状況で、被告の立場が固まったところで主張したいこと、2月の期日に提出できるものがあるかどうかは未定であることなどの話がありました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2018年12月4日 記者会見要旨

弁護団から、ホワイトボードを使って、切り切られの関係や上層地層法の説明を図示して行うなどしました。

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成31年2月28日(木) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:平成31年5月21日(火) 午前10時30分
その次の期日:平成31年8月29日(木) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2018年9月25日】第34回口頭弁論期日が開催されました

2018 年 9 月 25 日 火曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

<本訴の第34回口頭弁論期日>

2018年9月25日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第34回口頭弁論期日が開かれました。

私たち原告は、「準備書面38」を提出しました。

今回は裁判官の交代があり、原告と被告が自分たちの主張をプレゼンテーションする期日となりました。

そのため、私たち原告の準備書面の口頭説明は、今後となりました。

◎プレゼンテーションは、まず私たち原告から、30分程度行いました。

法廷で、パワーポイントを使って、裁判官にも傍聴者にも、そして被告にもわかりやすく行いました。

主には、浜岡原発の底地にある活断層の話です。
被告は、その活断層の図を作成していましたが、この訴訟ではなかなか公開しませんでした。

また、訴訟においては公開してきましたが、著作権を理由に、マスコミなどへの公表はかたくなに拒んでいます。

また、被告は、主張として、浜岡の底地の活断層だけは活動してないと言っています。
これはおかしい主張で、私たちは、活断層が活断層により、切ったり切られたるすることはあるが、切られても活断層の活動は続くことをプレゼンしました。

底地の活断層のこと、また被告の主張などについて、私たちは、マスコミの方にも意識を持っていただければとお伝えしました。

◎次に、被告のプレゼンテーションが、20分程度行われました。

ただ、パワーポイントの資料も数枚程度、予め用意された原稿を読み上げるだけというプレゼンでした。

主な内容は、安全性は十分に確認し、従前から現在まで必要な安全対策を取っているというものでした。

双方のプレゼンが終わった後、被告から、毎回の期日で行っている報告がなされました。工事対策の進捗については、4号機は、前回期日以降に監視カメラの設置などを行っていること、静岡市や御前崎市のチェックを受けたことなどです。
被告のホームページにも公開しているそうです。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

裁判所としては、活断層が他の活断層により切ったり切られたりの、いわゆる切り切られについて、理解を深めたいようでした。

また、浜岡原発の底地について、その写真を見れば活断層があることははっきりわかるので、それを出してほしい旨を被告に伝えていました。

すると、被告は、底地の周囲の壁の部分の写真は求められたから出したが、底地そのものは言われてないといって提出を拒む態度を見せました。

最終的には、裁判所から被告に対し、出す方向を示唆されました。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2018年9月25日 記者会見要旨

改めてこちらから、被告から出された、底地の活断層の図や、そのマスコミへの公表を被告が著作権を理由に拒んでいること、また図のもとになった底地の写真についても被告が拒む態度を見せたことなどをお伝えしました。

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成30年12月4日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:平成31年2月28日(木) 午前10時30分
その次の期日:平成31年5月21日(火) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2018年6月14日】第33回口頭弁論期日が開催されました

2018 年 9 月 25 日 火曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

<本訴の第33回口頭弁論期日>

2018年6月14日午後2時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第33回口頭弁論期日が開かれました。

冒頭に、裁判所の更新の手続きがありました。

私たちは、「求釈明申立書の理由」(本年4月23日付)を提出しました。
先に提出した平成30年3月22日付の「求釈明申立書」に関し、理由などを補足するものです。

さらに、本日は、私たち原告が提出した準備書面36の口頭説明を、ビデオにて行いました。

◎原告「準備書面36」の口頭説明

被告は、液状化に関しては、岩盤に直接支持させていると主張しています。
しかし、岩盤に直接支持させているとしても、側方流動で圧力がかかった時のの恐ろしさについては、全く計算されていません。

テロ対策については、被告の現状把握が甘いこと、例えば、航空機を衝突させられた場合、近づけず、急性期被爆は避けられなくなってしまいます。

また、日本の電力使用量自体が減少していることも指摘しました。

◎原告「求釈明申立書の理由」の口頭説明

3号機、4号機に関して、敷地ののり面の写真が被告から提出されたが、それを見ると、明らかに多数の断層の存在が確認できる。
したがって、原発の底面の写真も提出してほしい。

また、5号機の写真は一切公開されてないが、不自然なので提出されたい。

これらの写真について、被告は、マスコミなどへの第三者への公表は、著作権を根拠に認めない。
しかし、原告としては、単なる地層の写真であり、第三者に開示されるべきだし、原子力規制委員会にも提出してほしいことを伝えました。

◎被告の話では、原子炉建屋の点検結果については、被告のホームページで開示する、とのことでした。

また、原子力規制委員会の審査の状況については、地震、地盤、津波、地質について、引き続き審査がなされている旨の報告がありました。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

私たち原告は、底地の写真を提出されたい旨を被告に改めて伝えました。

しかし、被告は、今まで任意に提出してきたが、ここまでだという話でした。

裁判所からは、原告に対し、今後も底地の写真を求めるか、検討してほしいとのことでした。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2018年6月14日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成30年9月25日(火) 午前10時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。

<今後の予定>
次々回期日:平成30年12月4日(火) 午前10時30分
その次の期日:平成30年 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。

【2018年3月22日】第32回口頭弁論期日・進行協議期日が開催されました

2018 年 3 月 22 日 木曜日 投稿者:浜岡原発運転終了・廃止等請求訴訟弁護団

【2018年3月22日】第32回口頭弁論期日が開催されました

<本訴の第32回口頭弁論期日>

2018年3月22日午前10時30分から、静岡地方裁判所201号法廷にて、本訴の第32回口頭弁論期日が開かれました。

冒頭に、左陪席の裁判官が変わったため、更新の手続きがありました。

私たち原告は、「準備書面36」、「準備書面37」、「求釈明申立書」を提出しました。

被告からの主張書面の提出はありません。
被告は、争点整理表への一部書き込み、及び、この法廷では、今の審査の状況を口頭で報告することとなりました。

◎原告「準備書面37」の口頭説明

まずは、私たちの方から、「準備書面37」の口頭説明を行いました。
なお、「準備書面36」については、本日裁判所にて陳述となりますが、口頭説明は次回となりました。

「準備書面37」の口頭説明ですが、まずは、熊本地震等の過去の地震を踏まえ、余震で地震が繰り返されていること、東北地震でも、大きな震度の余震が多数回繰り返されていることを話しました。

そして、原発において、すぐに炉心は止まらないことを説明しました。
例えば、中越沖地震においては、柏崎刈羽原発は、営業運転中だったため、高圧や熱出力の状態が12~15時間続きました。
もし、配管の破断が起きれば、冷却水が蒸気となるなど、余震の影響が看過できないことを説明しました。

さらに、原発に与えられるダメージについて、金属疲労、すなわち、一回では破断しなくても、繰り返しの影響で破断の可能性があることを説明しました。

◎原告「求釈明申立書」の口頭説明

私たちは、以下のことについて釈明を求めました。
・被告が開示した写真について、位置関係をはっきりさせること
・地盤底面のすべての写真の開示
・5号機については側面俯瞰の写真がないので開示されたい
・試掘抗・トレンチの位置関係
・3・4号機の北側山腹法面の写真の開示
・原子力規制庁へ、トレンチの展開図を提出したかどうか

被告は、次回以降、原告「準備書面36」・「準備書面37」へ、反論の予定とのことでした。

◇被告の口頭説明

被告からは、以下の口頭説明が行われました。

①浜岡原発の4号機の安全性向上性対策工事

前回期日以降、自然現象観察などで監視カメラ。
また、建物構築状況などについて、静岡市、御前崎市の点検を受け、ホームページで公開。

②原子力規制委員会の新基準適合性の審査は、続けられている。

裁判所から、被告に対し、新規制基準の審査状況を待たなければならないのか、この訴訟の中でできることを進めればとの示唆がありました。

被告は、審査受けてる最中で、自然科学や技術的な状況については、評価が固まらないと主張できないと述べました。ただし、行政処分が出ないと主張しないという意味ではないとのことでした。

<本訴の進行協議期日>

本訴の進行協議が行われました。

私たち原告は、「求釈明申立書」の補足説明を行いました。

主には、既に被告から開示された写真についての位置関係の確認を求めたものでした。
現状まで開示されている写真を図面上に配置して、裁判所にもわかりやすいよう、拡大図で求釈明の内容を説明しました。

裁判所からは、争いのない点は固めたい、ただし、被告が言う、写真が古い・数が膨大・関係者の記憶などのことも理解はできるとの話がありました。

裁判所としては、被告のいうこともわかるが、客観的なところは固めたいようでもありました。

また、裁判所より、原告に対し、「求釈明申立書」での、掘削抗・トレンチの部分については釈明を求める内容を更に精査してほしい旨の求めがありました。

裁判所は、次回以降は、求釈明についての検討を進めながら行っていきたいとのことでした。

<記者会見>

これらの期日終了後、記者会見が裁判所に隣接する弁護士会館で行われました。
記者会見の要旨につきましては、こちらをご覧ください。
2018年3月22日 記者会見要旨

取材にいらっしゃっていただいた記者の皆様、ありがとうございました。

<次回の裁判期日>

・裁判について
次回の裁判は、平成30年6月14日(木) 午後2時30分@静岡地方裁判所 と指定されています。 ←!!時間ご注意!!

<今後の予定>
次々回期日:平成30年9月25日(火) 午前10時30分
その次の期日:平成30年12月4日(火) 午前10時30分

今後とも応援をよろしくお願いいたします。

————————————————————————————–
■傍聴・進行協議期日・記者会見・昼食会について■

傍聴の仕方、進行協議期日、記者会見、昼食会のご案内については、こちらをご覧ください。